クンダリニー覚醒の修行メニュー

クンダリニー覚醒に至るには具体的に何をすればよいのか。

小周天(全身周天)段階の私がクンダリニー覚醒という目標に向けて「これくらいできたら良いな」と思う一日の修行メニュー(ただし日中は仕事)を考えてみます。もっとも仙道的な発想が中心なので、クンダリニーヨガ的な意味での覚醒というよりは、「大周天が起きやすい状態」を作る修行というべきかもしれませんが。

まず、朝は太陽光を浴びながら瞑想(座忘)。実はそれほど意味はないのですが、あえて言えば自らを「虚」にして新鮮な朝日の「陽」を取り込む、といったあたりでしょうか。冬なら、暗いうちに全身に軽く気を満たして丹光を見ながら瞑想するのもよいかもしれません。

続いて、錬気功で身体の動きとともに気の感覚を確かめ巡らせます。気功と言ってもじっくり気を練って強化するより、気の状態を整えることに重点を置く感じでしょうか。

続いて小周天で気を各所に集め瞑想します。普段の小周天(全身周天)では意識的に気を巡らせるよりも自然に流れ集まってくる気の圧力に意識をかけることが多いのですが、大周天の前段階として取り組む場合はなるべく「体の中心」を意識しながらはっきりとした「気の流れ」ができるようにした方が良さそうですね。

朝の修行から30分ほどしたら、朝食。リンゴ、ヨーグルト、野菜類などを適当に。量は少な目ですね。

朝は早めに家を出て電車に乗って仕事に行く日が多いのですが、その電車の中ではムーラバンダをやります。数分ムーラバンダを続けると気が充実してきますから、丹田やクンダリニーに集めたり軽く全身に広げて瞑想。
電車の座席に深く腰かけるとムーラバンダをやりやすい姿勢になりますね。

日中は、椅子に座り続ける生活ですので、昼休みはなるべく散歩に出ます。太陽の光を浴びながら、ゆっくり歩く。毎日少しでもそうした「自然な時間」があると、体調も良くなります。

夜は、帰りが遅くなることもあって「本格的」な修行はできません。可能であれば、電気を消してチャクラの輝きに「入り込む」くらいですね。