気功や仙道で扱う「気」は、様々な形で感じ取ることができます。その中でも、比較的わかりやすいのが、掌を向かいあわせたときに感じる磁力のような「圧力」や「引力」。気功では、こうした気の感覚を呼吸や動作を伴わせながら「練る」ことで、全身の気を整え強化していくわけです。
まずは、自分自身の気を感じとってみましょう。
- 両掌を拝むように向かいあわせる
- 掌同士を熱く感じるまでこすりあわせる
- 掌を少しだけ離し、向かいあわせたままゆっくりと動かす
- 掌の間に反発する、あるいは吸いつくような感覚があれば、もう少し掌を離す
- 同じようにゆっくりと動かし、掌の間の感覚を確かめる
もし、うまく感じられない場合は、後ほど掌が少し汗ばんだり熱を持っているような時に再度試してみてください。
また、特に以前から気功をやっている方などは、擦りあわせなくても掌を向かいあわせただけで圧力など気の感覚が出てくることがあります。その場合は、そのままゆっくりと掌を動かして「力」が増してくるか、試してみましょう。
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