仙道練気功協会

1991年頃、高藤聡一郎さんの気功/仙道団体「仙道練気功協会」が主催していた気功教室に参加したことがあります。カルチャーセンターのメニューとして気功の初心者向け講座があって、そこで高藤さんの弟子が指導されていたのです。

大き目の部屋で、大体10-20人程度集まっていましたね。気功の初心者向けということもあって、内容は高藤さんの本で紹介されている気功を一通りやってその後気をやり取りしてみたり馬歩の練習をしたり、といった感じでした。

時には、高藤さんの本でも有名な小林さんが来ることもありましたっけ。小林さんもそうですが、弟子の方の練気功を見ていて気がついたのは「少し早いペース」で「呼吸をかなり強く意識的に音をさせて吐き出している」点でした。
呼吸についてはシュッと音をさせる感じで、と指導されましたが、実際にやってみると確かに早めのペースで意識的な呼吸をした方が体の「勢い」に乗りやすいようです。

また気を感じながら行う練気功の第二式では、まず掌をこすって気の感覚を強める時にかなり強くこすり合わせていました。掌を痛めるんじゃないか、腕が疲れるんじゃないかと思うくらい……
強めにこすり合わせると、少し汗ばんでいるときなどはびっくりする位熱くなるんですよね。

私はそれまで、ある程度熱くなったらすぐに気功の動作に入っていたのですが、徹底的にこすり合わせて強い感覚を出す方が良いのかもしれません。その時の状態によっては、気功の動作を続けるうちに感覚が弱まってくることもありますし。

練気功に関しては、ビデオも発売されていて一連の動作が収録されているので、なかなか参考になります(後半の超能力やスーパービジョン系の内容はちょっと怪しげですが(^^;)。VHS再生環境をお持ちなら、オークションで安価に出品されているのを見かけたら入札してみても良いかもしれません。