小周天から大周天へ

私は、主に高藤仙道を参考に小周天/全身周天をやっていました。大周天の状態へ近づける方法も、まずは高藤仙道を参考にしてみることにします。

(高藤)仙道における小周天から大周天への道筋は、簡単に言えば

気が全身を巡るようにして、チャクラに気を集めて瞑想する

ということでしょう。

まず、小周天で陽気を高め下腹部から背中、頭、再び下腹部と循環的に巡るようにする。気を巡らせながら温養を繰り返し、強化していく。全身に気が巡る状態を作り出して、気を自由に集めたり流したりできるようにする(高藤仙道でいう全身周天)。全身の気が高まり、意識を集中して気の熱や圧力で満たすことができるようになったら、その気をチャクラに集めて瞑想を深めチャクラを、さらに先天の気を覚醒させる(大周天)・・・

私の場合は、軽く意識をかけると全身に気が満ちて特に下腹部に強い熱や圧力が集まってくる状態になるので、仙道の文脈で行う具体的な「行」としては

  1. 丹田に意識をかけて、下腹部に熱や圧力を満たす
  2. 丹田から広げる感じで全身に気を満たす
  3. 丹田、胸、頭などに意識を集中し、気を集中させながら瞑想する

という形ですね。

また、高藤さんは小周天から光の瞑想(丹光、スーパービジョン)に続く道も紹介していますが、夜に全身周天で気を満たすと確かに急に「明るく」なっていくような感じになります。夜に行をやる場合は、この光に意識を向けるのもよいかもしれません。